メリノウールのパフォーマンス
【メリノウールの優れたパフォーマンス】
=着心地の良さ、とは?
暑い生地では発熱・蓄熱により暖かく
薄い生地では放湿・放熱で涼しくなる
ウールは最も高い吸湿性(調湿性)を備えた素材
最大で35%まで水分を吸収可能(コットンの2倍、ナイロンの5‐6倍、ポリエステルの10倍) 周囲の温度と湿度に合わせて吸湿・放湿を行い、快適な環境を保つ。 繊維内部に吸収した水分を閉じ込め、繊維表面には撥水性があるため、濡れて肌にまとわりつかない。
ウールが涼しくなる仕組み
吸湿性が高い=衣服の内側がさらっと快適に保たれる
放湿性が高い=熱が同時に発散されて、涼しい
汗が水滴になる前に蒸発するため肌の表面がべたつかず、より快適
ウールの防臭・消臭性
ホルムアルデヒド、オゾン、知っ酸化物、二酸化硫黄などの大気中の汚染物質をウール繊維は化学的に吸着、臭いを抑えることができる。 また繊維表面が水をはじき、吸湿放湿性が高いことから悪臭の元となるバクテリアが繁殖しにくい。
他繊維との比較実験でもウールの消臭性が証明されている。
湿疹・アトピー性皮膚炎への顕著な症状軽減効果
REDA ACTIVEのメリノウールは高級スーツに使用される17.5マイクロン(SUPER 120'S)となり、一般的なウールや他の粗い繊維のようにチクチクすることはありません。 綿の洋服を着せた患者にメリノウールの洋服を着せると湿疹の症状が緩和され、綿の洋服に戻すと湿疹の症状が再び現れるという研究結果も存在する。
高い難燃性・防火性
窒素含有率が高く、水分も多いため着火しても火がきえやすい。合成繊維のように、着火後に溶融して比嘉燃え広がることが無い
江戸時代の元祖消防服「め組」の洋服はウールで